ゲーム翻訳向けローカライゼーションツール「ALTO」がVer 1.2にアップデート

ゲームオーディオ向けツールなどを手がけるTsugiで、オーディオローカライゼーションツール「ALTO」の最新ソフトウェアアップデート「ALTO Ver 1.2」がリリースされました。
今回のアップデートでは主に、あらゆるゲーム開発環境との統合を可能にする、連携機能の強化に焦点が当てられています。

Alto 1.2

1.「インポータープラグイン」
ユーザーが使用している各種オーディオツール・ダイアログデータベースと、ALTOの連携を行うための、ユーザーが開発可能なプラグインシステム。Ver 1.2からは、CSVファイルの取り込みを行うTsugi製「CSV importer」が付属しています。

2.「ツールプラグイン」
ALTO本来のボイスエラー分析・エラーレポート機能の拡張を行う、ユーザーが開発可能なプラグインシステム。Ver 1.2からは、ボイスの無音部分を自動検出・カットするTsugi製「Silence Trimmer」が付属しています。

3.「コマンドラインバージョン」
ゲーム開発における各種ビルドパイプラインやツールチェインと、ALTOとのインテグレーションをより簡単にするコンソールアプリケーション。通常のALTOで作成したプロジェクトデータ(.alto)へ、コマンドラインを通じてアクセス可能になります。

4.「スピーチシンセサイザー」
音声合成機能を利用して、ゲーム内のセリフを収録したテキストファイルなどから、仮のボイスデータを自動生成することができます。

Webサイトから試用版のダウンロードが可能です。

<ALTO製品について>
フルライセンス:29,000円, US $290, GBP 199, EUR 279
システム:Windows(7以上、32・64bit両対応)
Tsugi公式サイト: http://www.tsugi-studio.com
Email: info@tsugi-studio.com
Twitter: @tsugistudio