CEDEC2015でIGDA日本役員2名が登壇

CEDEC2015でIGDA日本理事の山根信二と監事の竹内ゆうすけが登壇します。

【タイトル】現実世界のプレイヤーとデジタル世界のキャラクターの理想的なコミュニケーションのあり方とは? 読者参加型web小説「3D小説 bell」が拓く、ユーザーを巻き込み主体的な行動を起こさせるゲームデザイン手法 (レギュラーセッション)

【講師】竹内ゆうすけ(ラ・シタデールLLC代表・IGDA日本監事・SIG-ARG正世話人)
イシイジロウ(原作家 脚本家 ゲームクリエイター )

【概要】3D小説「bell」は、KADOKAWA×dwango×グループSNEの3社合同企画として、インターネット上でしか実現できない新しい物語体験を目指して制作された、読者参加型web小説です。
現実時間と同期して更新されるweb小説に対して、twitter等を介して読者が干渉できることが特徴で、日本全国の現地に飛び出す仕掛けもありました。
本セッションでは、IGDA日本SIG-ARG(国際ゲーム開発者協会日本 代替現実ゲーム部会)正世話人であり、3D小説において現実世界でユーザに行動を求める施策部分のゲームデザインを担当した竹内ゆうすけが、ARG(代替現実ゲーム)的な観点で見た3D小説のゲーム設計と、それがどのようにユーザに受け入れられ、さらには制作側の想定を上回る行動により物語そのものへ影響を与えていった経緯を、詳細な事例紹介とともにお話します。
さらに3D小説の手法について、「タイムトラベラーズ」「428 ~封鎖された渋谷で~」などの代表作を持つイシイジロウがゲームデザイナーの視点から、新しいデジタルゲーム開発へ向けた可能性を探ります。

【タイトル】ゲーム開発者教育の国際動向と実践報告 (ショートセッション)

【講師】山根信二(岡山理科大学・IGDA日本理事)

【概要】本セッションでは、ゲーム開発者教育の国際動向を紹介します.さらに,国際動向を取り入れた国内独自の教育事例についても報告します.
国内外のゲーム開発文化の違いを学問の違いという観点からとらえることができます.
またゲーム開発者も参加した新しいゲームデザイン授業の可能性について,具体的に解説致します.

CEDEC2015の早期割引は7月21日(火)です。