LocJAM2

LocJAM2
参加者向けワークショップ 2月15日(日)14:00 高円寺コワーキングスペース こけむさズhttp://www.locjam.org/

2月24日追記:レポート記事が掲載されました

昨年実施され、好評を博したゲーム翻訳者向けの国際競技会「LocJAM」が帰ってきました。今年は2月22日から3月1日まで1週間にわたって開催されます。2月15日には都内でワークショップも開催されます。

LocJAMはIGDAのLocalization SIGが開催するインターネット上のゲーム翻訳イベントです。参加者はオープンソースで作成されたフリーの英語版ゲームをベースに、1週間という期限の中で自国語に翻訳していきます。対象言語はフランス語・ドイツ語・イタリア語・日本語・欧州スペイン語・ロシア語・ブラジル向けポルトガル語・南米向けスペイン語の8カ国語で、それぞれプロ部門とアマチュア部門があります。応募作品は各国のゲーム翻訳ベンダーによって審査され、5月に優秀作品が発表されます。副賞としてゲーム翻訳ベンダーへの会社見学の権利が進呈されます。詳細は日本語の解説ページをご覧ください。

ベースとなるゲームについて、前回は「Papers,please」の作者として有名なルーカス・ポープさんが作成した新聞編集ゲームが用いられました。プレイヤーは全体主義国家リパブリアの国営新聞社リパブリア・タイムズの編集長となって、政府の政策に沿う紙面作りを進めていくというものです。ゲーム翻訳者は記事の見出しを原文のテイストをそこなわないように、限られたスペースで翻訳することが求められます。今年のゲームについては実施まで伏せられていますが、同様にゲーム翻訳ならではのユニークな題材になることが期待されます。

LocJAMにあわせて全世界でゲーム翻訳者向けのワークショップも開催されます。日本向けにはまだ予定が立っていませんが、公式サイトで順次情報がアップデートされていきますので、興味のある方はぜひチェックしてみて下さい。

このように本イベントは特に、「ゲーム翻訳に興味があるけれど、どのように業界にエントリーしたらいいかわからない」人に道筋をつけるものとなっています。英語を勉強していて、語学面からゲーム業界にチャレンジしたいという方がいたら、ぜひご活用ください。

*ワークショップのお知らせ

「ゲーム翻訳に挑戦してみたいけど、やり方がよくわからない」「ゲーム翻訳の世界を知りたい」という人向けに、Localization SIG主催の特別ワークショップが開催されます。ぜひご参加ください。

日時: 2月15日(日) 14時-16時
会場: 高円寺コワーキングスペース こけむさズ
会場住所: 〒166-0002 東京都杉並区高円寺北3丁目1?9 青田ビル 201
参加費用: 500円

 

カテゴリー: IGDA