アプリ情報プラットフォームを提供するApp Annieと広告代理店大手の電通は、共同で実施した日本のゲームアプリ市場に関する調査レポートを公開しました。
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レポートのサマリー（引用）
- 日本のモバイルゲーム市場では、Google Playが iOS App Storeと同じくらいマネタイズが好調です。収益は2014～2015年の1年間に約25％増加しています。
- ただし、そうしたマネタイズの多くは、上位のゲームパブリッシャーに集中しています。2015年には、トップ10ゲームがゲーム収益全体のほぼ50％を占めました。
- 日本のパブリッシャーが文化の面で有利なのは確かで、2015年に日本で生じたモバイルゲーム収益のうち、90％以上を日本企業が獲得しました。日本以外のアプリが成功するには、言語をローカライズすることが役に立ちますが、ゲームの仕組み、UIやUXまで広げた総合的なローカライズ戦略が不可欠です。
- RPGは、日本で大成功しているジャンルで、他のどのゲームジャンルよりも大きなマネタイズの可能性を示しています。
今回の調査では日本のゲームアプリ市場におけるダウンロード数、収益、利用時間などのデータをもとに、ゲームのサブカテゴリの分析や米国市場との比較が行われています。レポートは近日中に韓国語・中国語対応も実施されます。
今後も両社はそれぞれの知見を融合させ、日本のアプリ市場に関する基礎情報に加えて、アプリ広告の状況などについてもレポートする予定とのことです。