シリコンスタジオがGDC2017に出展し、次世代ゲームエンジン「Xenko」などをデモ出展

ポストエフェクトミドルウェア「YEBIS」などで知られるシリコンスタジオはGDC2017の出展概要をあきらかにしました。

「Xenko」デモ

Xenko」はC#ベースのオープンソースゲームエンジンです。今回はIGDA本体にスポンサードし、同ブース内でデモエリアが設置されます。Oculus Touch VR を使用したデモをはじめ、新実装されたハイエンドレンダリング技術(RLR、ライトプローブ、スキンレンダリン グなど)、シーンストリーミングシステムなどが展示されます。

「Mizuchi」デモ

Mizuchi」は物理ベースレンダリングの考え方をもとに、金属・木材・ガラスなど多様な材質をフォトリアルな質感でリアルタイムに表現できるレンダリングエンジンです。GDC2017では新たに実装されたクリアコート・金属フレークの描画機能や、Alembic ファイルのサポート、HDR サポートについて 展示が行われます。

「YEBIS」採用事例

YEBIS」は3D/2D のグラフィックスに対し、グレア、被写界深度、モーションブラー、レンズエフェクト(光学シミュレーショ ン)、フィルム/感光効果、カラーコレクション、アンチエイリアスなどを掛けることができるポストエフェクトミドルウェアです。

GDC2017ではPearlAbyss 社 MMORPG「黒い砂漠」の実装映像、スクウェア・エニックス「フィギュアヘッズ」のプレイデモ、HDR サポート機能の紹介、白組の YEBIS for Unity を使った新年ビデオクリップ等が採用事例として展示されます。