CRI、グローバル戦略の一環として北米・中国・日本の 有力サウンドスタジオ3社とパートナー提携

CRI・ミドルウェアはゲーム事業におけるグローバル戦略の一環として、上海を拠点とするVanguard Sound、東京を拠点とするベイシスケイプ、そしてハリウッドを拠点とするFormosa Interactiveとの提携を発表しました。

今回の提携で3社はCRIWAREのエキスパート&エバンジェリスト「CRIWARE Certified Sound Studio(CRIWARE認定サウンドスタジオ)」として、各国におけるライセンス事業の拡大に取り組んでいく予定です。

 

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CRI・ミドルウェア代表取締役社長の押見正雄は「近年、世界中のゲーム開発者がゲーム品質向上と開発効率化の両立を目指す中、その強力なサポートとなるミドルウェアという存在や役割、効果はまだ十分に知られていません。ゲーム開発の技術や知見に長けたサウンドスタジオがCRIWAREのエバンジェリストであることは、ゲーム開発者にもCRIにも非常に心強いことです。この各国を代表する3社をパートナーに迎えることができ、大変うれしく思います」とコメントしています。

【スタジオ紹介】

Vanguard Sound
Vanguard Soundは、ゲーム向けサウンド制作で中国をリードするサウンドスタジオです。
多才なサウンドアーティストたちが上海の先端のスタジオで制作活動をしており、その制作技術は高品質かつ独創的であることで定評があります。Vanguard Soundは、中国最大のIT企業でモバイルゲームの最大手であるTencentや、MMO RPGやモバイルゲーム販売大手のNetEaseなどにも作品を提供しています。

【Vanguard Sound代表取締役社長 楊一永氏 コメント】
「中国のゲーム開発者たちは、CRIWAREによって、より素晴らしく高度なサウンドが実現できることに注目し始めています。」

ベイシスケイプ
ベイシスケイプは、ファイナルファンタジーXII(スクウェア・エニックス)や、戦場のヴァルキュリア(セガゲームス)を手掛けたコンポーザー(作曲家)で知られる崎元仁氏が2002年に設立したサウンドスタジオです。
「BLEACH ~ヒート・ザ・ソウル~」(ソニー・コンピュータエンタテインメント)、「ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター」(カプコン)、「幻想水滸伝ティアクライス」(コナミデジタルエンタテインメント)、「朧村正」(マーベラス)、「ソウルキャリバーIV」(バンダイナムコエンターテインメント)など、多くのゲームサウンドを手掛けています。

【ベイシスケイプ 代表取締役社長 崎元仁氏 コメント】
「CRIWAREは、コンポーザーとサウンドアーティストたちに、ゲームにおける独創的なアイデアを表現するチャンスを与えてくれると確信しています。」

Formosa Interactive
Formosa Interactiveは、サウンドポストプロダクション企業として知られるFormosaグループの一員で、「コールオブデューティ インフィニット・ウォーフェア」(Activision)、「Star Wars: Knights Of The Old Republic」(BioWare、日本未発売)、「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」(Naughty Dog)、といった世界的に著名なゲームタイトルの音声やサウンドデザインを手掛けて、多くの賞を受賞した実績を持つ
サウンドスタジオです。「Republique 」(Camouflaj)では、CRIWAREを使用したサウンド制作を
行っています。

【Formosa Interactive副社長 チップ・ビーマン氏 コメント】
「デジタルオーディオワークステーション(DAW)の使い勝手を細部まで再現しているCRIWAREのオーディオミドルウェア「CRI ADX2」は、非常に直観的で、クリエイティブの実現に集中させてくれます。CRI・ミドルウェアの世界展開でパートナーシップを組めることは大変光栄です」