人工知能のための哲学塾 第三期 第五夜・最終回(5/9)

NPO法人IGDA日本では2019年5月9日に渋谷FabCafe Tokyoで「人工知能のための哲学塾 未来社会篇 第5夜」を開催します。「西洋哲学篇」「東洋哲学篇」と続く第3シーズンの最終夜で、今回のテーマは「人工知能にとって幸せとは何か?」となります。

現在、ゲームAIはプロシーシャル技術と結びつき、コンテンツの自動生成という段階に進みつつあります。人工知能が文化を生み出すということは、この自動生成技術がさらに進化した段階だとも考えられます。そこでは絵画・音楽だけでなく、3DCGモデルや物語生成にまで範囲が広がるでしょう。

そのようなAIによる文化形成は、人間社会にどのような新しい文化価値をもたらすでしょうか。その時、AI開発者は人間とAIのどちらの側に立つでしょうか? いつものように講師による講演を枕に、参加者全員でディスカッションを行い、さまざまな「問い」を社会に向けて発信していきます。

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講師

三宅陽一郎(ゲームAI開発者)

京都大学で数学を専攻、大阪大学大学院物理学修士課程、東京大学大学院工学系研究科博士課程を経て、人工知能研究の道へ。ゲームAI開発者としてデジタルゲームにおける人工知能技術の発展に従事。
国際ゲーム開発者協会日本ゲームAI専門部会設立(チェア)、日本デジタルゲーム学会理事、芸術科学会理事、人工知能学会編集委員。

大山匠(哲学研究者)

上智大学哲学研究科博士前期課程卒。数学、論理学、意識論、身体論等のテーマが専門。
現在は人工知能の研究開発/コンサルティングに従事しながら、哲学に関する講演や執筆活動を行っている。

概要

主催:NPO法人IGDA日本
日時:2019年5月9日(木) 19:30~22:20(19:00開場)
参加費:2000円(ワンドリンク含む)
講師:三宅陽一郎(ゲームAI開発者) 大山匠(哲学研究者)
場所:FabCafe Tokyo
定員:40名

タイムスケジュール

19:00 開場
19:30 挨拶
19:40 講演 三宅陽一郎(ゲームAI開発者)
20:10 講演 大山匠(哲学研究者)
20:40 休憩
20:50 グループディスカッション
21:35 休憩
21:40 グループ発表
22:20 終了

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