CRIと日立ハイテクがスマートファクトリー向けIoTインフラ構築で提携

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CRI・ミドルウェアと日立ハイテクノロジーズは、CRIが有する映像/動画技術を活用し、海外拠点工場の生産状況を多数のカメラやセンサーで常時記録して、ネット経由で日本からリアルタイムで遠隔監視できる、いわゆる「スマートファクトリー」のコア技術を共同開発し、日立ハイテクの「スマートファクトリー事業」において導入することで合意しました。本提携により、今後、両社はスマートファクトリー領域における事業拡大をめざします。

CRI・ミドルウェア代表取締役社長の押見正雄氏は今回の提携にあたり「ゲームやエンターテインメント分野で豊富な導入実績のある当社独自の動画技術を活かし、他の産業分野や社会インフラにおいて貢献したいと、かねてから願っておりました。今回の日立ハイテクとの提携により、この長年の想いを具体的なかたちで実現することができました。100%メイド・イン・ジャパンの当社技術で、日本企業の海外展開や海外進出を全力でサポートしてまいります」とコメントしています。

また日立ハイテクノロジーズ執行役社長の宮﨑正啓氏は「当社では、『スマートファクトリー事業』の一環として、スマート化した海外工場をシェアド型でサービス提供することにより、国内製造業の海外進出加速に貢献しようとしています。このたびCRIの卓越した動画技術と日立の製造業としてのノウハウ、ならびに当社のフルバリューチェーンサービスを組み合わせることで、日本にいながらにして海外工場のきめ細かな運営、管理を可能としました。今後とも、日本の優れた技術と日本品質を世界に展開してまいります」とコメントしました。

日立ハイテクの「スマートファクトリー事業」では、CRIの独自技術により、カメラとセンサーによる生産状況の常時記録と、日本からネット経由でのリアルタイムな遠隔監視を可能にします。カメラそのものは各国で市販されている廉価な流通品を活用し、1つの作業エリア当たりに数台から数十台のカメラを設置(1工場あたり100台以上のカメラ設置を想定)して工場内の対象物を複数のカメラで定点監視することで、遠隔監視であっても「見たいところが自由に見られる」環境を実現します。

本提携に関連してCRIは、2017年3月7日から開催される「SECURITY SHOW 2017」に出展します。監視カメラによる記録映像データを、画質は同程度で要領を1/3まで圧縮する高圧縮トランスコードシステム「CRI DietCoder」を中心に、CRIと日立ハイテクによるスマートファクトリー向け「統合的カメラ監視システム」を紹介します。

「SECURITY SHOW 2017」概要
日時:2017年3月7日(火)~10日(金)、10時~17時 ※最終日のみ16時半終了
場所:東京ビッグサイト/東3・7・8ホール ブース番号SS7105
URL:https://messe.nikkei.co.jp/ss/

■日立ハイテク「スマートファクトリー事業」に導入されるCRI・ミドルウェア技術(一覧)

「CRI DietCoder」(シーアールアイ・ダイエットコーダー)
技術の概要: 動画トランスコーダー(エンコーダー)
導入の効果: 監視カメラの画質を損なわずにファイルサイズのみ1/2〜1/3に削減
メリット等: ファイルサイズ削減により映像の伝送・保存・管理コストが削減、効率向上
技術の詳細: http://www.cri-mw.co.jp/product/streaming/dietcoder/security.html

「CRI Caplan」(シーアールアイ・キャプラン)
技術の概要: 動画管理システム(キャプチャ・レコーダー・プレーヤー機能等)
導入の効果: 複数カメラからの膨大な映像データを一元保存・管理・再生
メリット等: 大量映像データの効率的な管理、リアルタイム監視、任意日時の映像の即時再生

「LiveAct PRO」(ライブアクト・プロ)
技術の概要: ブラウザ向けWeb動画ミドルウェア
導入の効果: スマートフォン(iPhone、Android)ブラウザ上で監視カメラ映像の管理・再生が可能
メリット等: 制約の多いスマホブラウザ上で気軽に映像を再生(アプリ不要、BYOD対応可能)
技術の詳細: http://www.cri-mw.co.jp/product/web/liveact/index.html