人工知能のための哲学塾 第三期 第零夜(8/8→順延)

8月13日追記:開催が8月27日(月)に決定しました。会場提供のFabCafeより、前回チケットを購入された方から優先的にご案内差し上げます。一般販売は8月16日(木)の予定です。

8月8日追記:台風の影響に伴い順延いたします。正式な日程は後日ご案内差し上げます。

「人工知能のための哲学塾 西洋哲学編」「東洋哲学編」と続いた人気連続セミナーで、待望の第三期が始まります。

過去二期では、哲学を接線としてゲームキャラクターの内面をつかさどる知能の構造について議論を行ってきました。これに対して第三期では人工知能間や、人間と人工知能の関係性を見つめ、そこに横たわる哲学について探求していきます。人工知能が作る社会や、人間と人工知能が作る社会は、いったいどのようなものになるのでしょうか?

なお、ここで言う「社会」とはゲーム内で実現される村やグループのことでもあり、また実際の社会のことでもあります。

第零夜では過去二期の内容と第三期の内容をつなぐ特別講演「西洋と東洋を超えて、人工知能との未来社会へ」が、「哲学塾」の発起人でSIG-AI正世話人の三宅陽一郎氏から行われます。

第壱夜からは哲学研究者の大山匠氏もディスカッションに参加して、立体的な議論が行われます。はじめに三宅氏は人工知能から哲学、大山氏からは哲学から人工知能への接続について、講演が行われます。

これまでと同様、講演終了後は参加者全員でグループディスカッションが行なわれます。なお第三期では哲学書だけでなく、ゲームの場面、SF、映画など、エンターテインメントに見られる社会もテキストとして使用される予定です。

第壱夜〜第五夜までのテーマ

第壱夜 人と人工知能はわかりあえるか?

第弐夜 人工知能はどのような社会を築くのか?

第参夜 人工知能は文化を形成するか?

第四夜 人と人工知能は愛し合えるか?

第五夜 人工知能にとって幸福とは何か?

セミナー概要

主催 NPO法人IGDA日本
日時 平成30年8月8日(水) 19:30~22:40(19:00開場)
場所 渋谷FabCafe(〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目22−7 道玄坂ピア)
参加費 2000円(ワンドリンク含む)
講師 三宅陽一郎・大山匠

タイムスケジュール

19:00 開場
19:30 挨拶
19:40 講演 三宅陽一郎(SIG-AI正世話人)
20:40 休憩
20:50 グループディスカッション
21:35 休憩
21:40 グループ発表
22:20 終了

申込みはこちら

講師プロフィール

三宅陽一郎(ゲームAI開発者)
NPO法人IGDA日本SIG-AI正世話人。著書に「人工知能のための哲学塾 西洋哲学篇」「人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇」(BNN新社)など多数。

大山匠(哲学研究者)
上智大学哲学研究科博士前期課程卒。数学、論理学、意識論、身体論等のテーマが専門。現在は人工知能の研究開発/コンサルティングに従事しながら、哲学に関する講演や執筆活動を行っている。

※今回も過去回と同様、ニコ生での配信が行われます。グループディスカッションにご参加されたい方は、ぜひ会場までお越しください。