翻訳学校フェロー・アカデミーは、海外ゲーム翻訳の通信講座を開始しました。
本講座はプロとして即戦力をめざす「マスターコース」のひとつで、デジタルゲームのインゲームテキストを中心に、ボードゲームの説明書、ゲームニュースサイトの記事などが課題となります。毎回の課題量は500ワード前後で、エクセルとワードのファイル形式で提示されます。
講師をつとめるのはゲーム翻訳者の武藤陽生氏で、ポールトゥウィンを経て独立。これまでPS3やXbox 360の大型タイトルの翻訳を手がけてきました。同サイトには仕事を始めたきっかけなどのインタビューも掲載されています。
受講申し込みは、2015年12月1日(火)~ 2016年1月6日(水)正午までで、受講期間は2016年2月から6ヶ月間。受講料は87,480 円(税込)です。受講にあたっては事前の選抜課題に合格する必要があります。提出課題はウェブ上で公開されています。
ゲーム翻訳は一定数のニーズがありますが、業界に入る道筋や勉強の仕方が必ずしも明確ではありませんでした。そうした現状に一石を投じる試作だといえそうです。
*申込み云々はさておき、課題の英文がなかなかおもしろいです。一度チェックされてみてはどうでしょうか。