国際学生オンラインゲームジャム「Neighbours Game Jam (GNOJ#6)」で参加者募集を開始(3/28-4/4)

アールト大学(フィンランド)、セーデルトーン大学(スウェーデン)、忠康文化産業大学(韓国)、立命館大学(日本)の各大学が共同主催する国際学生オンラインゲームジャム「Neighbours Game Jam (GNOJ#6)」が開催されます。第六回目となる本ゲームジャムは、3月28日に開幕し、4月4日まで7日間にわたって実施される予定です。

開会式では『カニノケンカ -Fight Crab-』『Ace of Seafood』などの開発で知られる大貫真氏をはじめ、フィンランド、スウェーデン、韓国、日本のインディゲーム開発者が登壇し、基調講演を行います。閉会式では登壇者が再び集い、ゲームジャムで完成したゲームをレビューし、コメントします。

ゲームジャムはDiscord上で実施され、フィンランド、スウェーデン、韓国、日本の学生が異文化交流を進めながら、自分たちが考えるゲームを開発することになります(共用語は原則として英語になります)。参加費は無料で、参加資格は学生であることを除けば、特にありません。

オンラインゲームジャム+英語での開発ということで、敷居が高く感じられるかもしれませんが、それだけにポートフォリオを充実させるチャンスです。ぜひ挑戦してみてください。

詳細・申込みはこちら

ジャムの申込みはこちら(「JoinJam」アイコンと両方の申込みが必要です)
itch.ioのアカウントがない場合、アカウントを作成する必要があります

スケジュール

基調講演登壇者

Arvi Teikari, Hempuli, Finland
https://www.hempuli.com/

Arviはフィンランドのゲーム開発者です。生涯を通じて創作意欲が旺盛で、デッサンや絵画の世界からクリエイティブな世界に入り、後にゲームデザインの世界に軸足を移してきました。ゲーム開発者としての彼の最大の関心事のひとつは、親しみやすい構造や珍しいデザインを通じて、プレイヤーに驚きや感情を呼び起こさせるような体験を作り出すことにあります。細部にこだわらず、素早く作ることを好むため、ゲームジャムは彼のゲーム開発者としてのアイデンティティを形成するうえで、非常に重要な部分になっています。

Martin Jonasson, grapefrukt games, Sweden
https://grapefrukt.com/

Martin Jonassonはgrapefrukt gamesで15年以上ゲームを作り続けています。彼は、実験的なゲームプレイ・プロジェクトを立ち上げた頃にゲーム作りに目覚め、今でもその方法論を使っています。小さなゲームをたくさん作って、コンセプトがうまくいくかどうかを確認し、うまくいったものを積み重ねていくのです。代表作に『holedown』『rymdkapsel』などがあります。Martinは、スウェーデンのマルメを拠点に活動しています。

Sun Park, Turtle Cream, South Korea
https://www.turtle-cream.com/

Sun Parkは韓国ソウルに拠点を置くインディーズデベロッパーです。2009年に独立系ゲームスタジオ「Turtle Cream」を設立。『シュガーキューブ:ビタースウィートファクトリー』『6180 the moon』など、いくつかのゲームのディレクションを担当。2016年より、毎月実験的なゲームを作るグループ・エンタメ「開発者クルーProject.99」を率いています。実験ゲームフェスティバル「Out Of Index」の共同主催者であり、その他GGJ、ソウルインディーズなどのインディーイベントを主催しています。

大貫 真史
インディーゲームデベロッパー「Calappa Games」代表。
株式会社セガの「龍が如くスタジオ」にプログラマとして5年間勤務後、独立。
海の生き物をモチーフにしたアクションゲームを作っています。対戦型のゲームのデザインが得意。
代表作:『カニノケンカ -Fight Crab』『Ace of Seafood