CEDEC2022スカラーシップ体験レポート①村田廉

学校法人河合塾学園トライデントコンピュータ専門学校ゲームサイエンス学科1年の村田廉です。私が今回CEDEC2022スカラーシップに参加させていただき、学んだこと・感じたことを書いていきます。

私は、将来的にエンジニアを目指していますが、まだまだ技術も知識も未熟なため今回のセッションでは「エンジニアリング」のジャンルは分からないことが多かった印象です。しかし、「プロダクション」のジャンルでは、ゲーム業界に携わる職業を志望する人にとって、ためになるセッションが多く、内容も比較的分かりやすかったので、今回はそのジャンル中から特に印象に残った二つのセッションについて感想を書いていきます。

一つ目に印象に残ったセッションは株式会社MIMIGURIの「チームの創造性を最大化する“問い”と“遊び”の技術」という講演でした。この講演では組織で働く際に起こりえる、さまざまな場面で耳にする3つの問題を挙げ、それに対する講演者の解決を知ることができました。「お通夜ミーティング問題」、「ぜんぶ心理的安全性のせいだ。問題」、「WHYなき“レンガ積み”問題」といったゲーム業界に限らず、社会で働く、組織で働く際に知識として持っておくとよい知識を得ることができました。

二つ目に印象に残ったセッションは株式会社バンダイナムコスタジオより「口下手・人見知りのエンジニアが、『スクラム』で持続的に成長するチームを作り上げるリーダーになる方法」という講演でした。この講演タイトルを見たとき、私自身も人見知りをする性格だったので、すぐに見ること決意しました。この講演では実際に1年間で6人にリーダーとしてのノウハウを伝授し、2つのチームを成長させることに成功した経験をもとにそのノウハウを視聴することができました。持続的に成長するチームを作り上げるために9つの最初にするべきことでは、最初はよくわからない・理解できないと思いましたが、講演を進めていくと“なるほど”と思うことも多くなるようなとてもよい講演でした。講演の終盤で話していた、“どれだけ助けてくれる人がいるかがリーダーとしての真の強さだと思います”という言葉はとても自分に刺さるものを感じ、リーダーとしての考え方や困難な状況に直面した時の対応など吸収できる知識がたくさんありました。このセッションを視聴してとても考え方を変えられました。

以上の二つが特に印象に残ったセッションになります。この他にも3日間を通して、「グランツーリスモ」の開発に関する講演や「星のカービィ ディスカバリー」の開発に関する講演など多種多様なセッションがあり、来年以降も参加して最新の技術や知識を得たいと感じました。

今回は、エンジニア志望でありながらもPERACON2022にも作品を出してみました。 結果は自分が想定しているよりは高い順位でうれしかったですが、まだまだ自分より上にたくさんの人がいるので、悔しく、そしてとても勉強になりました。 最後になりますが、私は今回のCEDEC2022を通して、様々な体験をすることができました。もし、将来的にゲーム業界に携わりたいと考えている人は、来年以降のCEDECに参加することを強くお勧めします。業界の新しい技術や知識を得ることができ、また理解できなくとも、交流を広げるという意味ではとても良い経験になると思うからです。 ぜひ来年のCEDECスカラーシップに応募してみてください。