第5回シリアスゲームジャムが「バリアフリー」をテーマに開催、ペラコンのエントリ締め切りは11/7正午

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ゲームの力で社会問題などを解決する「シリアスゲーム」を、ゲームジャム形式で開発する「シリアスゲームジャム」の第5回目、「SGJ5 ゲームの力で世界を救え! みんなのバリアフリー」(主催:日本デジタルゲーム学会 教育SIG)が、12月10日(土)~11日(日)に株式会社ビサイド(東京都立川市)で開催されます。

テーマは「バリアフリー」で、公式サイトでは2015年度Google Impact Challengeのグランプリ受賞者で、「みんなで作るバリアフリーマップ」を開発中の織田友理子さんによる事前レクチャービデオが公開されています。

エンタテイメントが対象となる通常のゲーム開発と異なり、シリアスゲームでは事前にテーマとなる社会的問題を十分に学習・理解して(=各分野の専門家とゲーム開発者が共同でシリアスゲーム開発に当たることが重要)、ゲームに落とし込むプロセスが求められます。

そのため通常のゲームジャムと異なり、シリアスゲームジャムでも事前にペラ企画(A4の用紙1枚で示したゲームのコンセプト)を募集し、参加者の投票によって開発するゲームやチーム分けが行われます。ゲームジャムがスタートする前に、開発チームでミーティングをしたり、グラフィック素材などを先行して開発することも可能です。

現在、公式サイトではペラコンの募集が始まっており、締切は11月7日(正午)です。また、あわせて参加者も募集受付中です。従来のシリアスゲームジャムと同じく、参加対象はプロ・アマを問いません。参加費用も無償です。実行委員では留学生も参加する国際的なゲームジャムにしたいとコメントしています。

他に参考資料として、実行委員をつとめる島根大学・伊藤史人先生の視線入力装置とゲームを組み合わせる試みや、国立病院機構・八雲病院における、筋ジストロフィーの患者さんがゲームを楽しめるようにする試みなどが紹介されています。

開催概要

テーマ:「みんなのバリアフリー」
日時: 2016年12月10日(土)~11日(日)
会場: (株)ビザイド (東京都立川市曙町1-21-1 ユニゾ立川ビル1階)
主催: 日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)ゲーム教育専門部会
公式サイト:http://www.mediadesignlabs.org/SGJ5/index.html

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