スカラーシップを通して、ゲーム業界で絶対働きたいと思った・・・CEDEC&TGSスカラーシップ歴代参加者座談会

目的を持って参加して欲しい

ーーいろいろとありがとうございました。スカラーシップが良いキッカケになったようで何よりです。

河野 実際、いろいろな志望動機をもった人が参加しているので、参加すると視野が広がると思います。自分もゲーム翻訳しか知らずに参加しましたが、他の参加者と話ができてよかったですし、だからこそパブリッシャー側に進みました。夢がリフレッシュされて、より洗練された感じです。

リー 私は外国人でオーストラリアに住んでいたので、文字通り仕事を得るチャンスでした。

ーーちなみに、ステファニーはどこで日本語を勉強したんですか?

リー 大学で2年間学んだだけで、今でも勉強を続けています。

ーー日本に住んでいるといっても、3年でそれだけ話せればたいしたものですね。一方で河野君はどこで英語を勉強したんですか?

河野 中学1年生でオンラインゲームにハマって、「エバークエスト」「ワールドオブウォークラフト」「タクティカルコマンダー」といった洋ゲーを遊んでいました。そこで英語チャットをするために、ひたすら文法書を読みまくった感じです。だから話す・聞くはまだまだ勉強中です。

ーーそれでもゲーム翻訳ができるまでになったわけですから、立派だと思います。

高松 スカラーシップでは事前に想像できないくらい多くの刺激を受けました。ただ、学校で勉強しているだけでは想像できなかった世界が広がっていました。スタジオツアーでは実務のイメージがわきました。応募して良かったです。

月田 ゲーム業界をめざすなら、日頃からアウトプットが重要だと思います。どういうアウトプットが求められているのかについて、知るきっかけになるのではないでしょうか? CEDECコースでもTGSコースでも、ゲーム業界に入って何をしたいのか、目的を持って参加するといいと思います。

ーーちなみに月田君の場合はどうでしたか?

月田 自分はたまたまOculus Rift DK1を触って人生が狂ってしまいました。運が良かったと思います。実際、まだまだVRではリッチなコンテンツが求められています。そのための知見が大量に蓄積されているのがゲーム業界です。そういった分野に興味があれば、勉強する上で良いきっかけになると思いますので、ぜひスカラーシップに参加して欲しいですね。

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