J-LOP+が公募開始

経済産業省のJ-LOP事業が新たにJ-LOP+として継続され、4月29日より公募が始まりました。本事業は日本コンテンツのローカライズやプロモーションを補助するもので、約60億円が計上されています。申請期限は2016年1月31日ですが、予算が終われば助成も終了しますので、早めにチェックされることをオススメします。

J-LOPはクールジャパン事業の一環として平成24年度からスタートしました。大きく「ローカライズ(字幕や吹き替え)」と「国際見本市などへの渡航・出展」支援に分かれており、「すでに日本で実績があるが、規模が小さいなどで、海外に展開しづらいコンテンツ」をサポートする点が特徴です。助成が通れば最大で50%の費用が助成されます。

J-LOP+では新たに地方コンテンツの発信強化が盛り込まれました。地域経済の活性化に貢献すると認められれば、補助金率が最大2/3まで引き上げられます。これまで認められてこなかった、単独コンテンツでの海外プロモーション支援も可能になりました。申請書類も簡素化されています。

GDC2015報告会でもデイジーがJ-LOPを活用してGDC Playに出展した旨の報告が行われました。ゲームも映像コンテンツの一環であり、さらなる活用が期待されます。

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