メルボルンで2016年11月4日から6日まで開催されるPAXオーストラリアの一般入場者向けチケット販売が開始されました。12月24日までクリスマス割引も実施中です。
PAXは東京ゲームショウのような一般ユーザー向けの販促イベントですが、もともと草の根のゲーム大会から始まったこともあり、PC&家庭用ゲームのフリープレイコーナーや、ボードゲームの試遊コーナーなどのスペースが多く取られている点が特徴です。インディゲームの展示コーナーも年々拡充しています。業界人を招いての講演や各種シンポジウムもあります。PAXオーストラリア2015は3日間で6万人の集客を数えました。
ゲームショウで11ヶ月前からチケットの一般販売が始まること。1日券が55豪ドル(約5000円)で3日間通しのチケットが150豪ドル(約14000円)と比較的高価であること(東京ゲームショウの一般公開日は1日1000円)、にもかかわらず3日間チケットはあっという間に売りきれることなど、日本との違いについて、いろいろと驚かされる点が多いイベントです(とはいえ500mLのコーラ1本が4.99豪ドル(約450円)で、好調な経済状況にともない収入も多いが物価も高いため、日本と物価感覚がちょっと違うのかもしれません)。
また、PAXオーストラリアの直前にはゲーム開発者会議のGCAPなど、ゲーム関係のさまざまな催しが開催され、メルボルン国際ゲームウィークの一環としてパッケージングされています。
日本ではまだまだなじみの浅いオーストラリアのゲーム産業を知る好機ですので、ぜひチェックしてみてください。
PAXオーストラリア2015の情報は拙稿をどうぞ。
PAX Australia 2015がウォーレン・スペクター氏の「ゲームデザイン講義」で開幕