CRIの音声ミドルウェア、シャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」に採用

CRI・ミドルウェアは音声ミドルウェア「かるイイ音」がシャープの「献立を相談できる」ウォーターオーブン「ヘルシオ(AX-XW300, AX-AP300)」に採用されたと発表しました。

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ヘルシオには音声対話で毎日の献立選びを相談できる機能が搭載されています。本機に「今晩、何作ろう?」や「冷蔵庫に豚肉と卵があるけど何か作れる?」などと相談すると、AI(人工知能)が季節や天気、調理履歴などを考慮して、クラウド上にある豊富なレシピの中から、おすすめのメニューを提案します。相談内容や利用状況からAIが自動的に家族の嗜好を学習していくので、使えば使うほど我が家にあったヘルシオに成長していきます。

20160706111649_344_もっとも、家電や産業機器、医療用機器といった組込み機器では、音声アラームや音声ガイダンスなどは付属機能であることが多く、機器のリソースやスペースの節約が求められます。同社では「かるイイ音」の利用で、ヘルシオのクリアな音声発話が実現できたとしています。

「かるイイ音」は、低価格なワンチップ・マイコンで高音質かつ負荷の軽い音声再生を可能にするミドルウェアです。音声再生をソフトウェアで実施するため部品コストを削減でき、音声コーデックに同社の「HCA(High Compression Audio)」を使用することで、家電用のアナログ音声でADPCMの3倍の音声データをマイコン上に保存できます。

音声再生に必要なのは、マイコンと汎用的なFET、およびミドルウェアのSDKのみです。アンプを必要としないため、アンプICやアナログ電源用ICといった部品が不要となり、大幅なコスト削減と省スペースも実現できます。評価は通常1-2日で可能としています。