TGS 2023 スカラーシップ体験レポート③貝原由花

バンタンゲームアカデミー東京校2年制ゲームプランナー専攻1年次に所属している貝原です。

今回IGDAスカラーシップTGSコースに参加させていただきました。

私は今回が初めてのチームでのゲーム制作だったので、初めてでこのような場に参加させていただいたのはとてもありがたいなと思いました。

その体験レポートを「TGSの準備で大変だったこと」「ビジネスデイと一般デイの違い」「様々なゲームの試遊から学んだこと」の3つに分けて記述していきます。

「TGSの準備や展示で大変だったこと」について

  • 展示補助員の仕様
  • 来てくれたお客様への対応

主にこの二つが大変だったと感じました。

まず展示補助員の仕様で大変だったことは制作人数が11人に対しビジネスデイに参加できる補助員用のチケットを用意していただけるのは2人までだったことです。

ゲーム業界を目指す学生にとってビジネスデイに行けるのはまたとないチャンスです。

そのため誰が展示補助員になるかをチーム内で決めるのが少し大変でした。

また、ビジネスデイではチケットを用意していただけますが一般デイでは普通のお客様と同じように一般のチケットを買わなければいけません。

そこの違いも少し戸惑いました。

次に来てくれたお客様への対応については、自分たちのゲームに関してどのくらいお客様に説明しなければいけないかの見極めが難しかったです。

お客様によってはPCのゲームを一切やらない人もいるため、WASDが前後左右に対応しているキーというのが直感的ではなく、そこから説明しなくてはいけない時もありました。

お客様によってはゲームの世界観の説明もゲーム内だけでは上手く伝わらず、直接説明しなければいけないときがあったのでチームメンバーと話し合ってブラッシュアップしていきたいなと思いました。

しかし、お客様が実際に楽しんでプレイしているところを見られたときはとてもうれしかったです。自分が携わったゲームを目の前で遊んでいただける、リアルタイムで反応が見られるというのは貴重な体験でした。

「ビジネスデイと一般デイの違い」について

  • ビジネスデイは実際のゲーム業界で働いている方のお話が聞けたり、相談できたりする
  • 一般デイでは一般のお客様に自分たちのゲームを遊んでもらえる

ビジネスデイで来てくれるお客様はゲーム業界の方たちのため作ったゲームに対し普通の人とは違う視点でゲームに対しての質問をもらえたりしました。

インディーズブースでゲームを試遊させていただいたときはそのゲームを作ったディレクターさんやシニアプランナーの方からゲームに関してのお話を聞かせていただきました。

その流れで名刺交換をさせていただく機会もありました。こういったのはビジネスデイならではだと感じました。

先ほども少し記述しましたが、一般デイでは一般のお客様に自分たちのゲームを遊んでもらえます。将来自分がゲームを作ったときにゲームを遊ぶのはこういったお客様なのだなと改めて実感しました。これから企画をするときにどんな顔でお客様にこのゲームを遊んでほしいだろうと想像しやすくなったと思います。

余談ですが一般デイはビジネスデイに比べて人の多さが尋常じゃないです。それをしっかり把握した上で集合時間に間に合うかどうかを考えるべきだったと深く反省しました。

「様々なゲームの試遊から学んだこと」について

  • 試遊をするお客様への対応の仕方
  • 企画のモチーフの活かし方

インディーズコーナーで試遊をしに行った際にスタッフさんがお客様に対してどのタイミングで話しかけているのか、説明をしているのかがすごく勉強になりました。そのためTGSの中でお客様への対応の仕方がブラッシュアップしていけたかなと自分の中では思いました。

最終的に初めは軽い操作説明だけで、お客様がわからなそうにしていたらもう少し詳細な説明をするというやり方をとりました。その方がスムーズにゲームをプレイしていただけたなと感じました。

企画のモチーフの活かし方では、「CASSETTE BOY」というゲームを試遊させていただいたときにこんなモチーフの活かし方があるのだと思いました。

このゲームはシュレディンガーの猫がもとになっていて、それを使ったゲームシステムになっています。自分が見えないものは概念すらもなくなる、これをこんなにもゲーム的に体験させてくれるのはすごいなと思いました。

私は最近企画に関して迷走しがちだったので、このゲームをやってモチーフを活かすときはそのモチーフをしっかり自分なりに理解し、それをどうゲームに落とし込みたいかの認識のすり合わせをしっかりと行いたいと思いました。

以上の三つが主に私がTGSで体験し、感じたことでした。

改めてこのような貴重な経験をさせていただき誠にありがとうございます。

ゲーム業界を目指す学生さんはぜひスカラーシップに応募してみてほしいと思います。

大変なこともたくさんありますが必ず力になる経験になります。

私も今回のことでたくさんのことを勉強させていただきました。次の企画を考える参考にしていきたいと思います。