
特定非営利活動法人国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)は、ゲームの海外展開に向けた実践的社会人育成支援プログラム「Global Game Growth Gateway(G4)」の育成対象者の募集を本日より開始いたしました。
本プログラムは、文化庁の補助金により独立行政法人日本芸術文化振興会に設置された文化芸術活動基盤強化基金「クリエイター等支援事業(育成プログラム構築・実践)」において、ゲーム分野におけるコンテンツ創造・海外展開のための実践的な社会人育成支援プログラム「Global Game Growth Gateway」として2025年10月~2028年3月の期間で行います。
日本国内のゲーム会社の海外販売・マーケティング担当者に対し、海外販売に必要な実践的な知識・ノウハウを習得できる機会を提供し、今後もゲーム業界で活用していくことが可能な業界共通の育成カリキュラムを開発・整備することを目的として実施します。
日本国内のゲーム会社(ゲームパブリッシャーなど)における海外販売・マーケティング担当者で、ご興味のある方はぜひご応募ください。
■プログラム概要
海外ゲームマーケティングの専門家によるオンライン講義の受講や海外イベント等の視察、ゲームストアでの共同展示を行います。育成対象者に選ばれた場合は、すべての施策にご参加いただく必要があります。一部の施策だけの参加はできないため、あらかじめご了承ください。
(1)オンライン講義
海外ゲームマーケティングの専門家によるオンライン講義を26回実施します。
・海外でのゲーム販売に関するレクチャー:10回
・周辺分野に関するレクチャー:8回
・海外イベント視察の事前準備レクチャー:8回
(2)海外イベント等視察
主要な海外イベントへの視察を行います。また、現地のゲーム会社やPR会社、メディア等への企業訪問も併せて実施します。
<視察予定の海外イベント>
・北米:GDC(アメリカ)、PAX East(アメリカ)、PAX West(アメリカ)
・欧州:gamescom(ドイツ)、EGX(イギリス)
・中国:WePlay、Bilibili World、ChinaJoy
※すべての視察に参加することはできません。最大4つのイベント視察にご参加いただけます(ただし、特定イベントに希望が集中した場合は、参加できない可能性もあります)。
(3)ゲームストアでの共同展示
本プログラムに参加しているゲーム会社のゲーム作品を海外に向けてプロモーションする実践の場としてゲームストアでの共同展示を実施します。
※2年目と3年目に実施予定
■指導者・講師
・佐藤翔氏(ルーディムス株式会社 代表取締役、IGDA日本 SIG-Growth正世話人)
・美矢知子氏(Neon Noroshi AB CEO)
・細越啓寛氏(株式会社Annulus CEO、IGDA日本 SIG-Growth副世話人)
・森通治氏(株式会社集英社ゲームズ 執行役員 事業推進統括)
・片山裕貴氏(株式会社講談社 ゲームラボ 総合チーフ、IGDA日本 SIG-Growth副世話人)
・張金氏(株式会社KADOKAWA Global Marketing 執行役員)
※今後、更に追加になる予定です
■募集要項
募集対象者:日本国内のゲーム会社(ゲームパブリッシャーなど)における海外販売・マーケティング担当者
・日本国籍または日本の永住資格を有していることが必要になります
・これから海外販売・マーケティング担当者になろうとする方からの応募も可能です
・1社から複数名応募することはできません
対象年齢:年齢制限なし
募集人数:10名
参加料:無料
・海外イベント視察の際の航空券・ホテル・入場パスは事務局の負担にて手配します
・海外旅行保険は含まれていません。自己負担にて加入していただきます
・現地での移動費等は原則として自己負担になります
募集・選考スケジュール
募集期間:2025年9月8日(月)~10月3日(金)
選考期間:2025年10月6日(月)~10月14日(火)
選考連絡:2025年10月15日(水)頃を予定
応募期限:2025年10月3日(金) ※期限を過ぎての応募はできません
【お問い合わせ】
Global Game Growth Gateway公式サイト「問い合わせフォーム」よりお問い合わせください。