4月8日開催 IGDA日本SIG-Growth「日本のインディーゲームに対する投資・資金提供機会を創出するには」

【趣旨説明】

近年、日本のインディーゲームはその独創性やオリジナリティが国内外で高い評価を獲得し、世界のゲーム市場において評価が高まりつつあります。同時にゲーム産業は日本のコンテンツ輸出における牽引役のひとつとして注目され、近年は経済産業省や文化庁といった公的機関も、ゲーム開発者やチームに対する支援策を積極的に展開しています。2025年には「エンタメ・クリエイティブ産業戦略」が策定され、コンテンツ産業の海外売上高20兆円達成に向けた具体的なアクションプランが進行中であり、日本のインディーゲームが国産コンテンツとして大きく羽ばたく土台ができつつあります。

そんな日本のインディーゲーム分野において課題となっているのが、諸外国と比較して「インディーゲームプロジェクトへの投資」機会が非常に限られているという点です。国内ベンチャーキャピタルなどの投資機関はエンタメ分野スタートアップへの投資を積極的に行っておりますが、ゲームスタジオや「ゲームコンテンツそのもの」への投資活動があまり目立っておりません。

海外においては、インディーゲームを専門としたファンドやVCが、各地域・行政のインキュベーションプログラムがサポートしたスタジオとタッグを組み、世界的ヒットを収めたゲームをリリースしています。昨年も、アワードを総なめした『Clair Obscur: Expedition 33』のチームは、地元のインキュベーションプログラムを経て助成金やファンドにつながり、大きな成功を収めました。日本でもiGi indie Game incubatorが立ち上がって6年、経産省インディーゲームアクセラ「創風」が2回の実施を行いました。プラットフォーマーやパブリッシャーからの多くのサポートをいただいておりますが、ゲームクリエイターが投資機関の支援を受けて機会を広げていくパスはまだまだ足りておりません。

日本においてインディーゲームへの投資がなかなか活性化されない背景には、ゲームプロジェクトへの投資判断が非常に難しいことと、投資対象となるゲーム開発者のコミュニティがよく知られていないこと、そしてゲーム開発者側が投資を受けるためのノウハウを学ぶ場が限られていることの3点が挙げられます。特に、ゲームが「完成しうるかどうか」の判断は最新の技術知見やゲーム開発者としての経験が必要ですが、投資機関にはそうした人材が不足していると感じます。同様に、インディーゲームのピッチイベントは国内でも多数実施されていますが、投資関係者においてはこうしたプログラムの存在がまだ知れ渡っておりません。

このような状況を解決するため、IGDA日本SIG Growthでは、「国産インディーゲームへの投資・資金提供機会を創出するには」を開催いたします。

本イベントは二部構成で進行します。

前半は、インディーゲーム開発者の視点から、日本のインディーゲームに関する全体像を解説し、インディーゲーム投資の可能性と課題を探ります。後半は、投資家および銀行関係者を交えたディスカッションを実施し、日本のインディーゲームに対する投資・資金提供機会を創出することへの具体的な取り組みや、プロジェクトデューデリジェンスの勘所について、事業評価・技術リスクなどの観点から議論します。

本イベントは、インディーゲーム開発者、投資家、銀行関係者が参加し、それぞれの立場からの知見を共有し、対話する機会を提供することを意図しております。事業面および技術面の両側面から、日本のインディーゲームが持続的に成長し、世界のゲームファンに日本のインディーゲーム開発者が作り上げたすぐれたコンテンツを届けるための議論を深めることで、日本のインディーゲームエコシステムの活性化につなげることがねらいです。

申込みはこちら

【開催概要】

・日程: 4月8日(水)
・時間: 18:30 開場、19時開始〜21:30終了、懇親会21:10~22:30(予定)
・参加費:1,000円
・会場: 株式会社ambr 〒112-0002 東京都文京区小石川1丁目28−1 小石川桜ビル 5階
https://maps.app.goo.gl/5kyd7iCWEHRSC9896

・対象者
 ー ゲームプロジェクトへの資金調達を準備しているゲーム開発者
 ー ゲームプロジェクトへの投資を検討している投資家・CVC・銀行
 ー ゲームプロジェクトおよびスタジオの創出による日本のコンテンツ産業活性化に関心のある行政関係者および関連事業者

【参加対象外の事業形態について】
本セミナーはゲームコンテンツを開発している開発者及びスタジオへの投資をテーマとしています。PC(Steam)、家庭用ゲーム機、スマートフォン、XR機器向けのストアで配信するゲームコンテンツを開発している方、またはそのスタジオへの投資に興味のある方が参加可能です。下記の事業者さまは、恐れ入りますが本セミナーの対象外となりますので、参加はご遠慮ください。

 ー 「ゲーム制作支援サービス」や「アセット制作ツール」など、ゲーム本体の開発でない事業を行なっているスタートアップ
 ー メタバース(Roblox, Fortnite, Meta Horizonなど)にロックインされるコンテンツ制作のスタートアップ
 ー Steamで使用禁止および使用制限が設けられている技術を使用している事業者さま、ならびに当該技術の活用が主体となるプログラム・コンテストの実施事業者およびスタートアップ
 ー 主要ゲームプラットフォーム提供事業者と法的係争の状態にある事業者およびスタートアップ

ご所属の事業が対象かどうか判断が難しい場合は、お手数ですが一度お問い合わせください。

【タイムスケジュール】
18:30 入場開始
19:00 イベント開始 会場提供 株式会社ambr 事業紹介・会場諸注意(10分)
19:10 開会挨拶(IGDA日本 SIG Growth正世話人 佐藤 翔、10分)
19:20 セッション:日本のインディーゲームの現状と課題、開発者視点から見たゲーム投資の難しさ(50分)
20:10 休憩10分
20:20 パネルディスカッション:日本のインディーゲームに対する投資と資金提供機会を創出するには(50分)
21:10 転換
21:20 懇親会
22:30 イベント終了

【講演者、講演内容紹介】
セッション:日本のインディーゲームと投資の現状、未来の展望
登壇者:一條貴彰(イチジョウ タカアキ):株式会社ヘッドハイ、インディーゲーム開発者

本セッションでは、iGi indie Game incubatorファウンダーおよび創風アドバイザーとしての経験、そして1人のインディーゲーム開発者としての視点から、日本発のインディーゲームが世界的な評価を得つつあること、インキュベーションやパブリッシャーを通じた支援等を紹介し、現状、ゲーム開発者がどのように開発資金を確保しているかを説明します。その上で、国内投資の事例、海外の事例などを交え紹介し、国産インディーゲームへの投資が活性化するための提案について、開発者・投資家・行政それぞれへの提言を行います。

パネルディスカッション 国産インディーゲームへの投資・資金提供機会を創出するには

登壇者(敬称略)
 ー 若山 泰親:ブレイクポイント株式会社代表取締役
 ー 岸上 健人:MyDearest株式会社 代表取締役
 ー 放生會 雄地:ビッグブル株式会社 代表取締役 / General Partner
 ー 堀達也:経済産業研究所 コンサルティングフェロー
 ー モデレーター 一條貴彰
本セッションでは、開発者・投資家関係者によるパネルディスカッションを行います。日本のインディーゲームに対する投資・資金提供機会を創出することへの具体的な取り組みや、プロジェクトデューデリジェンスの勘所(世界各地に向けたマーケティング)について、事業評価、技術リスクなどの観点から議論します。

申込みはこちら

【取材について】
ゲーム開発者が読者対象のメディアさまの取材については、若干数お席をご用意しておりますので、

info@igda.jp

までご連絡いただければ幸いです。満席の場合、お断りさせていただくことがありますのでご注意ください。講演内容については掲載前の事前確認が必要です。また、写真撮影についても同日のご案内に従っていただきます。なお、開発会社向けソリューション・サービスの事業者様によるオウンドメディアは本件のゲームメディアとしてご入場いただけませんのであらかじめご了承ください。