IGDA年次総会2016スライド資料公開

GDC2016で開催されたIGDA年次総会のスライド資料の参考訳を作成しました。

なんといっても今年のトピックは「クランチタイムで残業代などを払わないブラック企業を報告できるシステムを構築する」取り組みでしょう(スライド33枚目)。IGDAが開催する「ゲーム開発者の生活の質調査2015」で、回答者の38%が「クランチタイムに対して何の埋め合わせもなされていない」と回答したことをうけての実施となりました。IGDAは1994年に全米で社会問題となった暴力ゲーム問題を受けて、パブリッシャーとは別にディベロッパーの職能団体を作ろうという動きからスタートした背景があり、アメリカ国内のゲーム業界を巡る問題(検閲、ダイバーシティなど)に対して積極的に意見を表明しています。今回の声明が業界にどのような一石を投じるのか注目していきたいと思います。