CRIWAREが中国ゲーム会社4社にライセンス開始

CRI・ミドルウェアはCRIWAREの中国向けライセンスで現地ゲーム企業4社と契約を締結したと発表しました。

CRIWARE採用ゲーム会社

柳叶刀科技有限公司(Studio Surgical Scalpels)
廊坊同步音律信息科技有限公司 (LangFang MuSync)
上海散爆网络科技有限公司 (SunBorn)
南京水幻之音信息科技有限公司 (Aquatrax)

4社はいずれも中国オリジナルタイトルを開発しており、このうち柳叶刀科技有限公司はソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアが主導する中国ゲーム開発サポートプロジェクト「China Hero Project」に選ばれた企業で、CRIWAREについてもPlayStation VR向けタイトルへの採用になります。

他の3社はモバイルゲームへの採用ですが、PlayStation 4やXbox Oneなどの家庭用ゲーム機へのマルチプラットフォーム展開が予定されています。CRIWAREの特徴の一つに、家庭用ゲーム・スマートフォンなど幅広いマルチプラットフォーム展開のサポートがあり、開発の効率化に寄与することが期待されます。

 

同社代表取締役社長の押見正雄氏は「サポート体制も整い、いよいよ中国ゲーム開発でのCRIWARE提供がはじまりました。いま中国のゲーム開発は非常に勢いがあり、自国のオリジナルタイトルを世界で成功させようという開発者のパワーを強く感じます。成長が著しい中国のゲーム市場において、優秀なタイトルの創出に貢献できることを大変うれしく思います」とコメントしています。