絵で「ストーリーを語る」ためのヒントが満載! 書籍『カフェスケッチ / CAFE SKETCH:感じることはタカラモノ』が刊行

観察スケッチは、上手く描かなくていいんです

ストーリーアーティストとして活躍する栗田唯さんによる、絵でストーリーを語るためのヒントが満載された一冊『カフェスケッチ / CAFE SKETCH』が刊行されます。

「カフェスケッチ」とは、外に出て、リラックスしながら目に見える人・モノを描くこと。そのベースとなるのが、現実を見て、心を動かすこと。

本書では第一線のストーリーアーティストが、外に出て、観察をし、楽しんで描いてきた10年余りを振り返りつつ、「絵で”ストーリーを語る”ためのヒント」となる見方、考え方について、たっぷりと紹介されています。

印象やアイデアをざっくりととらえる「目」と「考え方」を習得することで、シンプルな絵で多くを語れるようになる……そこに絵の「上手い、下手」は関係ありません。

学生時代から描きためたスケッチに加え、ストーリーボードの作例も多数掲載。「伝えるための絵」の面白さを感じていただける1冊です。

推薦の言葉

アニメーションの業界でやっていくには、オールマイティーの才能はなくても良い。しかし得意分野を伸ばし、磨きをかけていかなくてはならない。ライフドローイングを楽しみ、愛し、ネバーギブアップの精神でいた結果が、ストーリーアーティストとしての彼の現在の活躍に結び付いている。

伊藤より子
プロダクションデザイナー、
アニメーション・コンサルタント

著者について

栗田 唯:高知県出身、ストーリーアーティスト。
2016年にサンフランシスコの美術大学アカデミーオブアートユニバーシティ大学院を卒業。Blizzard Entertainmentにてキャリアをスタートし、『Overwatch』など数々の短編アニメ作品のストーリーボードを手掛ける。日本に帰国してからは、MARZA ANIMATION PLANETで映像作品『ニンジャラ/Ninjala』などに関わり、その後、Tonko HouseにてNetflixアニメーション作品『ONI ~ 神々山のおなり』に参加。
現在はストーリーアーティストの専門チーム「ソイフル」を立ち上げ、クリエイティブ・ディレクターを務める。

2017年より、オンラインクラス「アニメーションエイド」 ジェスチャードローイング、ストーリーボード講師。
2021年より、京都芸術大学イラストレーションコース ビジュアルストーリーテリング講師。

書籍概要

  • 書籍名:カフェスケッチ / CAFE SKETCH:感じることはタカラモノ
  • 刊行予定日:2023年12月下旬
  • 著者:栗田 唯
  • 定価:3,080円(本体2,800円+税10%)
  • ISBN:978-4-86246-579-5
  • サイズ:200 × 220 mm
  • ページ数:168ページ
  • 発行:株式会社ボーンデジタル
カテゴリー: book