Amazon、AWSやTwitchと連携する無料ゲームエンジン「Lumberyard」でGDCにおける技術講演を実施

Amazonは「CryEngine」をベースとしたゲームエンジン「Lumberyard」で、6セッション「Lumberyard」スポンサーセッションを発表しました(Amazon全体では12セッション)。

GDC2017「Lumberyard」スポンサーセッション一覧

「Lumberyard」はハイクオリティな3Dゲーム開発を対象としたマルチプラットフォーム対応エンジンで、Amazonのクラウドコンピューティングサービス「Amazon Web Service(AWS)」や、ゲーム映像配信サービス「Twitch」が統合されている点などが特徴です。サブスクリプション費用やロイヤリティなどが一切発生しないかわりに、ゲーム開発者はAWSのサーバ利用料を負担することになります。公式サイトからβ版(V1.7)がダウンロード可能です。

同社ではOculus Rift、HTC Vive、OSVR が組み込みでサポートされているため、VR開発をすぐに開始できるとしています。マルチプレイヤーゲームを展開・運用するAWSのサービス「Amazon GameLift」との併用で、高性能のゲームサーバーをプレイヤの要求に応じて迅速にスケールアップ/ダウンすることもできます。開発言語はC++で、フルソースコードを含めて無料で提供されます。

 

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