スーパーセルがGDCで『クラッシュ・オブ・クラン』ユニバースに再び飛び込む

IGDA日本はGDCの公式メディアパートナーです。GDCの注目セッション記事「Supercell Returns to GDC to Dive Into ‘Clash of Clans’ Universe」について、参考訳を掲載します。

フィンランドのゲーム開発会社スーパーセルは、無料プレイのモバイルゲーム『クラッシュ・オブ・クラン』で大きな成功を収め、その歴史を刻み続けています。このたび、GDC 2022に再び参加し、クラッシュ・ユニバースの創造と拡大について、また『Everdale』によるソーシャルゲームへの進出について詳しく説明します。

3月にサンフランシスコで開催されるGame Developers Conferenceで、「Expanding an IP: Case Study Clash of Clans Universe」をご覧ください。3月23日(水) 5:00~5:30pm(太平洋時間)に行われるこのセッションでは、スーパーセルのアーティストであるAleksei KalibinとJohn Ciprianiが『クラッシュ・オブ・クラン』ユニバースを深く掘り下げ、IPの品質、ゲームプレイ、マーケティング、アートがどのように拡大を促進させたかについて、明らかにしてくれます。

この講演では、すべての始まりとなったゲームから始まり、このIPを作るためにどのような決定がなされたか、そして、そのブロック状の始まりから、IPがどのように再定義されていったかを明らかにします。その後、AlekseiとJohnは、『クラッシュ・ロワイヤル』、『Clash Mini』、『Clash Quest』を取り上げ、それぞれ異なる分野の拡張に焦点を当てながら、『クラッシュ・オブ・クラン』に独自のひねりを加えています。

Expanding an IP: Case Study Clash of Clans Universe」は、IP開発に関する知識を深めたい方、IPをうまく拡張する方法を知りたい方、そして『クラッシュ・オブ・クラン』ユニバースに興味のある方に最適のセッションです。

GDCのプログラマーとゲームデザイナーには、3月24日(木) 16:00~17:00(太平洋時間)に開催される「From Clash of Clans to Everdale: Scaling from Solo to Social」があります。Supercell OyのシニアプログラマーであるTristan Williams氏が、スーパーセルの最新ゲームの1つである『Everdale』(『クラッシュ・オブ・クラン』のコードベースのフォークから発展したゲーム)の技術構築の旅と挑戦について参加者に説明します。

『クラッシュ・オブ・クラン』では、プレイヤーは一度に一つの村しか見ることができませんが、『Everdale』では、谷にいるすべてのプレイヤーが、他のプレイヤーが何をしているかをリアルタイムで見ることができ、共有コミュニティを構築するためのプロジェクトに協力することも可能です。Tristanは、開発中に直面した興味深い技術的、デザイン的な挑戦や、ゲームデザインと技術の相互作用について参加者に紹介する予定です。

このセッションは、オールアクセスパスとコアパスをお持ちの方が対象です。スーパーセルのエキサイティングなニュースはまだまだ続きますが、そのすべてを体験できるのはたった一つの方法です。GDC 2022に今すぐご登録ください(訳注:IGDA日本のメールマガジンに登録し、10%オフのディスカウントコードをご利用ください)。

GDCは2022年3月21日から25日までサンフランシスコで開催されます。GDC 2022の詳細については、バーチャルオプションも含め、ウェブサイトをご覧になり、ソーシャルメディアで#GDC22のハッシュタグをフォローしてください。

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カテゴリー: GDC