OpenAI APIを用いてチャットAIを独自システムに組み込む方法を解説した書籍『OpenAI GPT-4V/ChatGPT/GPTs 人工知能プログラミング実践入門』が刊行されます。電子書籍(PDF版)のみの刊行となります。
本書を活用することで、いま大きな話題となっている生成AIの機能を、自社のサービスやアプリケーションの一部として提供することが可能になります。
紹介されているサンプルは、APIの機能を知る上でのシンプルなものですが、Googleのクラウドサービス「Google Colaboratory」で実行し、動作確認が可能です。
なお、2023年11月のアップデートで大幅な機能強化が行われた「ChatGPT Plus」がメインに取り上げられているため、有償サービスが前提となっています。
著者について
布留川英一(ふるかわひでかず)
1999年、『JAVA PRESS』(技術評論社)にて、携帯アプリの開発方法の連載を開始。2001年、株式会社ドワンゴにて、Java搭載携帯電話「503i」のローンチタイトル『サムライロマネスク』の開発に携わる。以後、新端末の新機能を活用したアプリを作りつつ、技術書を書き続け、23年で50冊ほどに。現在は株式会社ゼルペムにて、ヒトとAIの共生環境の実現を目指して、人工知能の研究開発に取り組んでいる。
主な著書に、『OpenAI GPT-4/ChatGPT/LangCain 人工知能プログラミング実践入門』『BERT/GPT-3/DALL-E 自然言語処理・画像処理・音声処理人工知能プログラミング実践入門』『Unity ではじめる ROS・人工知能ロボットプログラミング実践入門』『AlphaZero 深層学習・強化学習・探索人工知能プログラミング実践入門』『Unityではじめる機械学習・強化学習 Unity ML-Agents 実践ゲームプログラミングv2.2対応版』『OpenAI Gym/Baselines 深層学習・強化学習人工知能プログラミング実践入門』(ボーンデジタル)など。
共著として、『Unity ゲームプログラミング・バイブル』『Unity ゲームプログラミング・バイブル 2nd Generation』(ボーンデジタル)がある。
【目次】
1章 GPT-4VとChatGPTとGPTsの概要
1-1 GPT-4VとChatGPTとGPTsの概要
1-2 人工知能と機械学習と深層学習
1-3 自然言語処理の深層学習モデル
2章 ChatGPTとGPTとPlaygroundの利用法
2-1 ChatGPTの使い方
2-2 ChatGPT Plusの使い方
2-3 GPTsの使い方
2-4 OpenAI Playgroundの使い方
3章 Python開発環境の準備
3-1 Pythonの概要
3-2 Google Colabの概要
3-3 Pythonの文法
4章 OpenAI API
4-1 テキスト生成
4-2 Function Calling
4-3 Embedding
4-4 画像生成
4-5 Vision
4-6 Text-to-Speech
4-7 Speech-to-Text
4-8 モデレーション
4-9 トークナイザー
5章 ファインチューニング
5-1 WebUIでのファインチューニング
5-2 APIでのファインチューニング
5-3 ファイル/モデル/ジョブの管理
6章 Assistant API
6-1 Assistant APIの概要
6-2 Code Interpreter
6-3 Retrieval
6-4 Function Calling
6-5 アシスタント/スレッド/メッセージの管理
書籍概要
- 書籍名:OpenAI GPT-4V/ChatGPT/GPTs 人工知能プログラミング実践入門
- 刊行予定日:2024年1月下旬
- 著者:布留川 英一
- 定価:3,960円(本体3,600円+税10%)
- ISBN:978-4-86246-589-4
- サイズ:B5変形、オールカラー
- ページ数:272ページ
- 発行:株式会社ボーンデジタル